作業療法士ハクの「仕事×趣味で生きていく」~自分にも作業療法を~

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日本人初のNBAプレーヤー”田臥勇太”はやっぱりすごい。~サマーリーグの出場回数から~

このツイートを見て改めて実感しました。

田臥勇太はすごい。」 

 

 

今までサマーリーグに出場した日本人プレーヤー

 得点能力抜群の川村卓也は1度。

バスケ界の黄金世代といわれる竹内世代。その中心である竹内公輔も1度。

今をときめくBリーグ初の1億円プレーヤー富樫勇樹も1度。

昨年2WAY契約でNBAデビューした渡邉雄太は今年で2度目。

八村塁はもちろん今年初めて。

日本人離れした身体能力をもつ馬場雄大も今年初めて。

八村や渡邉が出てくるまでは押しも押されぬ日本代表のエースだった比江島慎ですら今年初めて。

その中で田臥は4度も出場。ダントツの数字です。

 

NBAサマーリーグって?

そもそもNBAサマーリーグってなんなんでしょう?

Wikipediaによると

各チームが、前シーズンのラインアップとは異なる選手を試すために行われる。一般的に、新人、若い控えの選手、NBA実績のない選手を、チームが契約するかどうか決定することを目的に、リーグに招待される。

そう、NBAサマーリーグは、希望したからといって出場できるものではありません。

リーグに招待されないと出場することができないのです。

そして、サマーリーグで活躍すれば昨年の渡邉雄太のようにNBAチームからオファーがくる可能性があるので、NBAを目指す世界中の有望な若手選手が集まってきます。

ドラフト1巡目指名されたプレーヤーだって出場します。

過去にはデュラントやウエストブルック、ハーデンなどのMVPを受賞した面々もサマーリーグに出場していました。

ということは、サマーリーグに招待されること自体がすごいことなんです。

日本なんて、ついこの間までアジアでベスト16とか8で争っていたチームです。

そんなバスケ後進国から。

身長170cmそこそこしかないのに。

NBAには程遠かったはずの「時代」「サイズ」

「すごい」の一言では言い表せないほど「すごい」です。

フェニックス・サンズと契約してNBAデビュー

田臥勇太サマーリーグに出場するだけでは終わりませんでした。

なんと、NBAの強豪チーム「フェニックス・サンズ」と本契約してしまったのです。

本契約どころか試合にも出場してしまいました。

デビュー戦で7点も決めてしまいました。


Yuta Tabuse NBA debut highlights -7pts 1ast 11.3.2004

これには目玉が飛び出るほど驚きました。

まさか自分が生きている間に日本人NBAプレーヤーがうまれるなんて。

試合に出場するなんて。

得点を決めるなんて。

その後は3試合に出場し解雇されてしまいましたが、

サマーリーグに4回も出場し、NBAの本契約を勝ち取ったということは

今後どれだけ日本人のNBAプレーヤーが誕生し活躍したとしても

色あせることはないでしょう。

  

2008年以降は主戦場を日本に移し、栃木ブレックスで活躍!

さらにさらにすごいのは、2008年に栃木ブレックスと契約して以降、いまだに日本のトップリーグでトッププレーヤーとして活躍を続けていることです。

Bリーグ初年度には、スターティングPGとして栃木ブレックスを初代チャンピオンに導いています。

サンズと契約した2004年からは15年も経っていて、もう40歳手前なのにすごいですよね。

まだまだ活躍を期待したいところです。

さいごに

さて、今回はNBAサマーリーグに日本人プレーヤーが4人も出場したことをきっかけに”田臥勇太”の「すごさ」を振り返りました。

 次回は高校時代の業績から”田臥勇太”の「すごさ」を振り返ってみたいと思います。

それではまた。