読書感想文「サラバ!」
「サラバ!」読了。
主人公の歩と僕はほぼ同世代で、
学生時代に阪神大震災や地下鉄サリン事件、大人になってから同時テロや東日本大震災など、転機となるような大きな出来事を同じような年代で体験しているので、
個人的な境遇は全然違うけれど共感できることも多かった。
共感というよりは自分も影響を受けてたいたことを気付かされた感じ。
意識無意識関わらず、僕たちは様々なことに影響を受けながら生きている。
影響を受けながらも、自分を生きていくためにはしなやかな強さが必要。
自分の幹をもつこと。
自分の信じられるものを見つけること。それを早めに見つけることができた(と思っている)僕は、幸福なのかもしれない。
最近読んだ本の受け売りだけど、
幸せっていうとハッピーだけやけど、
幸福っていうのはハッピー&ラッキーということらしい。
そう、僕の人生はハッピーなだけじゃなくて、ラッキーな部分も大きかったのだと思う。